お年玉を渡すのは何日まで? 何円渡せばいいのかわからない! そんな疑問に答えます
一年に一度の恒例行事
年末年始恒例のお年玉。一体何円ほどを包んで持っていけば良いのか、また何日までに渡せば良いのか、恒例行事にもかかわらず疑問に思う方は多くいらっしゃいます。
それもそのはず、恒例とはいえ一年に一度のイベントなわけですから、あまり記憶に残りませんしなあなあで済ませる人が多いんです。
しかしいつまでもそう済ませるのは怠惰ですし、相手方にも失礼になってしまうかもしれません。
そこで、今回の記事ではお年玉には何円を包めばいいのか。そして、何日までに渡すべきなのか? あるいは有効なのかという点について解説していきましょう。
渡す金額はいくら?
お年玉は、子供の年齢によって包む金額がある程度定められています。たとえば未就学児であれば千円ですが、小学校高学年なら三千円。中学生は五千円で、高校生だとおよそ一万円ほどが丁度良いとされています。
成長するにつれかかる金額が増えていくのは、子供がやりたいことを自由に出来るようになるからです。子供たちは毎年お年玉を貰えるのを楽しみにしていますから、必ず期待に応えなければなりませんよ。
何日までに渡せばいいの?
では、そんなお年玉は何日までに子供たちへ渡せば良いのでしょうか? 基本的には、渡すのはお正月ですよね。そのため一月以降にあげれば良いのですが、期間がわからないという方が多数。
さて、お年玉を渡す期間というのは予め定められていて、基本的には「三が日」または「松の内(1月7日。地域によっては1月15日のことも)」までに渡すのが常識です。
その期間を過ぎてしまうとお年玉ではなくただのお小遣いとなってしまうため、注意が必要ですよね。なるべく早いうちに渡すと良いでしょう。
お年玉を渡す際の注意点
ちなみに、お年玉をあげる際には『誰にあげるのか』という点についても注意が必要になってきます。
親戚や親しい間柄に渡すのが一般的ですが、ごく稀に目上の方にお年玉を渡すという方がいます。しかし、それは間違いなんです。
上司や恩師にあたる方の子供にせめて感謝の気持ちとしてお年玉を、と考えるのは失礼にあたってしまいます。そのため、そういった人物にお年玉を渡すのは避けるようにしてください。
もちろん、どうしても渡したいというのであれば金券や商品券などで代替できますからそのようにしてくださいね。
お年玉は日本の文化であり、守らなければならない決まり事は複数存在します。マナーに気をつけながら、快い新年を迎えられるようにしましょう。
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