チャイルドシートを着用させる前に! 新生児を乗せる時に気をつけたい向きの問題とは

チャイルドシートを着用させる前に! 新生児を乗せる時に気をつけたい向きの問題とは

はじめに

 

新生児をチャイルドシートに乗せる時、度々問題が発生します。それは、新生児の向きにあります。

生まれたばかりの赤ちゃんをチャイルドシートに乗せるなんてどうすればいいのか不安になってしまう、という方も多いでしょう。

新生児は産まれたばかりで柔い体。もし落としてしまったら? もし走行中に事故にあってしまったら? と安全を危惧するのは当然のことですよね。

そこで、今回の記事では新生児をチャイルドシートに乗せる際の注意点について簡単に説明します。

前向きは絶対NG!?

 

日本小児科学会によると、『衝突時の頸椎損傷を減らすため、少なくとも1歳をすぎ、かつ体重が10kgを超えるまで、子どもは進行方向に対し後向きに乗せる』とされています。そのため、チャイルドシートに後向きに乗せましょう。

しかし、なぜ後向きに乗せなければならないのか不思議ですよね。なので、そのことについて詳しく解説していきましょう。

少し前まで、新生児にチャイルドシートを着用させる時には、体重10kgの場合は後向きで乗せるように基準で定められていました。しかし、最新の欧州安全基準i-SIZE(R129)では身長・体重に関わらず「生後15ヶ月まで」の赤ちゃんを必ず後向きで乗せる様、変更されています。というのも、欧州では出来るだけ長く(最長4歳頃)まで後向きで使用する事が、より安全であると広く一般に認知されているためなのです。

そもそも、乳児期の赤ちゃんは体重に占める頭部重量の割合が高く、それを支える首回り(頸部)や骨の発育が未発達。

万が一前向きで乗せた状態で衝突事故に遭うと、頭部が大きく前方に飛び出して首やショルダーベルトがかかる鎖骨の2点に衝撃が集中。重傷を負うリスクが格段に高まってしまいます。

そのため、新生児の場合には未発達な首や身体全体をチャイルドシートの背もたれでしっかりと支え、万が一の衝突時には背中全体で衝撃を吸収、分散できる設計になっている後向きで乗せなければならないのです。

まとめ

 

万が一事故が発生した場合に備え、大切な赤ちゃんを守るためにはシートの向きを必ず後向きにしなければなりません。「自分は事故なんて起こさないから大丈夫!」などと根拠のない自信を持つのは絶対にやめてください。あなたが大丈夫でも、赤ちゃんは大丈夫ではありませんから。

備えあれば憂いなし。この言葉に従い、チャイルドシートは前向きにしないよう調整してくださいね。

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